そろそろ本格的な花粉のシーズンです。
花粉症の薬もよいですが、花粉症のおおもとの原因となる甘味類(フルーツも入ります)や日本酒・ビール・ワインなどの摂取をこの時期は控えるようにして下さい。症状の軽減が図れます。
コンタクトを付けている方では、目薬の使用も、なかなか問題となります。西洋薬では対応しきれない目の花粉症には、効果的な漢方の治療もありますが、こんなときにも、薬に頼らなくてもよいような、体のケアをしておくと苦労せずに、安上がりに対応できるものです。上記の食生活の注意点は、大事なことなので、ぜひ、この2ヶ月間はトライしてみてください。
ちなみに、当院で推奨している、糖尿病治療のための糖質制限食を行って頂くと、まさに、花粉症に効果的な、体のケアができます。花粉症がひどい方は、お試しください。ただし、花粉症の場合には(他のアレルギー疾患でも同様なのですが)、人工甘味料(ラカント、キシリトール)の類は、花粉症を悪化させる原因となりますので、取りすぎに注意が必要です。
著者について