「ストレス」と肋骨の下の方の痛み

「ストレス」と肋骨の下の方の痛み

この季節,入学,入社,人事異動などで新しい社会環境に入り立ての方は,今までの自分のスタイルをそのまま継続できなかったり,思い通りに行かなかったりすることが多くなるものです.徐々にストレスが溜まり,体にも異変が出てきやすくなります.最近,クリニックで「はやりの?」ストレス症状は,「肋骨の下の張るような痛み」です.胃薬を飲んでも良くならないような上腹部痛では,よくこの症状を呈している方がいます.西洋医学的には,この症状を説明できるような物理的な病気は,存在せず,もちろん,レントゲンや血液検査,内視鏡検査,はたまたCT検査までやってもらっても,何にも見つかりませんので,「西洋医学的」には,「正常」と診断されてしまいます.「東洋医学的」には,この状態を「胸脇苦満(きょうきょうくまん)」と命名していて,しっかりとした,ストレス反応の所見と捉えます.なぜ,この場所に症状がでてくるかというと,経絡(血管のようなもの)というものの存在を東洋医学では考えており,この場所をそのストレス時に反応する経絡がここを通っていると,考えられているからです.実際に,この症状があるかないかで,ストレスのかかり具合がある程度わかるため,これに直結した治療も「東洋医学的」には,可能となります.

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