セントジョーンズワート

セントジョーンズワート

最近ハーブのセントジョーンズワートについての問い合わせがあったので,少しまとめてご紹介しておきます.
セントジョーンズワート(中国薬名:貫叶連翹)はオトギリソウ科の植物で,ヨーロッパ,西アジア原産です.最近,欝症状によく使用されているようです.作用としては,(1)抗炎症作用,(2)鎮痛,(3)抗ウイルス,(4)抗菌作用,(5)利尿,(6)止瀉,(7)抗うつ,鎮静作用,(8)癒傷,(9)収斂(小児の夜尿症に効果あるそうです),(10)去痰,(11)精神作動等があります.鬱に関しては,軽症から中等度のものに使用するのですが,作用機序が抗鬱剤と同様と推測されるため,精神科の先生から,既に,抗うつ薬を処方されている方は,精神科の先生の管理下で,このハーブを使用された方が賢明でしょう.中薬学的には,清熱解毒,収斂止血,調経通乳,利湿の作用があげられていますが,向精神薬のような作用はあまり記載されていません.鎮静,抗鬱作用は,中医的には,半夏瀉心湯のような効き方で作用するものと考えられます.

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