「すぐ効く薬」

「すぐ効く薬」

先日,風邪をこじらせて治らず,明日,どうしても仕事があるので,すぐ治したいからと,,,,漢方ではなく,何か別の「すぐ効く薬」はないか?と来院された患者さん。ちょっと,「ムッ」と思いましたが,こらえて,その患者さんに,ある薬を飲んでもらい(もちろん,内服して頂いたお薬は,「すぐ効く」漢方薬です),10分ほど待合い室で様子を見てもらいました。その後,体のだるさも少し取れてきたとのことで,そのお薬をお出ししました。
西洋薬は=すぐ效く薬,漢方薬=ゆっくり効く薬,は間違いです!
漢方薬には,大きく分けると3種類のタイプがあり,(1)すぐ效く薬,(2)ややゆっくり効く薬,(3)ゆっくり効いて,いわゆる「体質改善」する薬とあります。私は,患者さんを診ると,この患者さんにはどのタイプの薬が良いか,先ず診察して決めます。それは患者さんの体調により,西洋薬でも使えるか,すぐ効く「漢方薬」の方が良いか,使い分けています。一番大事なことは,患者さんの体調をそれ以上悪化させないように,と考えるためです。特に,「すぐ効く薬」の類は,それなりに,副作用も「すぐに出てくる」ので,注意して使わなければなりません。市販で出回っている薬も,ほとんどは「すぐ効く薬」なので(そうでないと,売れないからです),副作用の項目をよくお読みになり,使用して下さい。ただし,ほとんどの場合,西洋医学的な解説しか,記載がないので,特に体質的に「普通ではないかな?」とお考えになる方は,来院時にお問い合わせください。

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