ややこしい「ウコン」

ややこしい「ウコン」

最近,「ウコン」を健康食品として摂取されている患者さんが,ちらほらいらっしゃいます.ところが,ややこしいことに,「ウコン」と呼ばれている物には大きく分けて,「姜黄(キョウオウ)」,「莪朮(ガジュツ)」,「川玉金(センギョクキン)」と3つの「ウコン」が存在します.
簡単にまとめると,次のようになります.
日本の「ウコン」
●春に花が咲く「春ウコン」=姜黄(キョウオウ),
●秋に花が咲く「秋ウコン」=一般的な日本で云われる「ウコン」=姜黄
●紫ウコン=莪朮(ガジュツ)
中国の「ウコン」=川玉金(センギョクキン)
さて,世間では,よくお酒の飲み過ぎに「ウコン」を使いますが,実はどの「ウコン」を使うかが問題となります.たいていのお酒好きの方は,酒のために,すでにお腹の中に,あり余る熱を持っていますから,温める「ウコン」を飮まれると,かえって体が火照り,場合によっては,肝機能障害を引き起こす原因となります.温める「ウコン」は,姜黄と莪朮,冷やす「ウコン」は川玉金です.飮もうとしている「ウコン」が,どの「ウコン」にあたるか確かめてから,うまく利用しましょう.ちなみに,お酒飲みの方は,「川玉金」を飮んでくださいね.でも,「川玉金」に頼らないような飲み方をしてもらった方が,もっとよいのですが...

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